こま屋が作る木のおもちゃ「けん玉」

乗せやすさと飾ってもかわいらしいデザインが人気のけん玉「気分屋けん太くん」「気分屋」なけん太くんは、玉を乗せるたびに表情が変わります。その愛くるしい表情は、どこかとぼけていたり、楽しそうだったり、むくれていたり…。

 

気分屋けん太くんと、荒削りをした直後の受け柄です。この気分屋けん太くんを作る職人に、作るときの【こだわり】を聞きましたのでご紹介します。

 

(素材)使用する木は、私たちの工房がある九州で育った木を使うことにこだわっています。なぜなら、自分たちが目の届く範囲で生産され、どこの地域で切りだされたのかの「出荷証明書」の取れる木材で作ることが一番の安心に繋がると思っています。

 

(削る)ロクロで削るときは、皿に玉が乗った瞬間の音が「カコ~ン」と、普通のけん玉では聞けない、木の爽快な音がでるように両面の玉受の深みにこだわって削っています。

 

(丸み)握った時の木のやさしい肌触りを感じてもらえるように、丸みを帯びた形状にしています。手での研磨にこだわっていて、何度も何度も手触りを確認しながら木肌のやさしさを追求しています。

 

(色)赤ちゃんや子どもが触ったり、口に入れても安心なように、仕上げの塗料の安全性にこだわっています。

 

(焼印)「目の位置」「目の大きさ」「目の濃さ」「まつ毛の位置」「まつ毛の長さ」「まつ毛の濃さ」など、手作業で顔を描いているので顔が同じ子はいなく、繊細な作業だけに丁寧さにこだわっています。

 

(つなぎ)柄と玉を繋ぐ紐の終わりや、紐のおさまる空洞が見えないように中心を意識して仕上げています。

隈本コマ | 福岡の玩具こまを120年に渡り作り続ける日本唯一の木工所