コマ回しの魅力とコマ回しで学ぶこと/学童の先生より

子どもたちは、毎日こま回しに没頭しています。

コマには、他では得られないコマの醍醐味があるから、今も昔も子どもが夢中になってしまうのでしょうね!

そこで私は、コマ回しのただ楽しいだけではない魅力をこう考えました。

「紐をこまに巻き付ける」+「こまの投げ方のコツを掴む」=「コマ回しが成功する確率が上がる」すると、嬉しい気持ちになり、より楽しくなる。

技に様々な挑戦と、一連の段階があるところが、程よい刺激となり、もっとやりたいに繋がっているのだと思います。

コマ回しをする中で子どもたちはどのような体験をしているのか?

「できるかな、今度はどうかな、よしもう一回!」など、自分で自分を励ましたり、不安になったり、投げ出さずに耐えたり、達成感を味わったり…様々な感情を動かしています。一つの行為を通してここまでの体験ができる遊びは、なかなかありません。

機器を通してポチッとボタンを押すだけで敵が倒れるゲームでも似たような感情を味わえるのかもしれませんが、自発的・本物・直接的な体験ができるかと問われれば、まるで質が違います。昔ながらのシンプル仕組みの遊びだからこそですね。

このような、自分の手で回し、一つ一つ手応えを感じながらする経験は、自分で課題を乗り越えたという意味で本物の自信・その子のチカラと、たくましさを育むことができるのだと思います。

隈本コマ | 福岡の玩具こまを120年に渡り作り続ける日本唯一の木工所