安心安全な木のおもちゃづくり

安心安全な木のおもちゃづくり

赤ちゃん、子どもが遊ぶ木のおもちゃだからこそ、口に入れても安全な素材でありたいし、生産者が信用できる安心の木材でありたいと、隈本木工所は考えています。私たち隈本コマは、さまざまなことにこだわりながら、「安全安心の木のおもちゃ作り」を行っています。

材料へのこだわり

材料へのこだわり

隈本コマがおもちゃに使用する木は、クスノキ、ミズキ、ブナ、サワグルミ、ケヤキ、ヒノキ、イタヤカエデ、シイなど私たちの木工所がある九州で育った木を使っています。
なぜなら、自分たちが目の届く範囲で生産されるものを仕入れたいからです。それが、安心につながります。
信頼のおける八女の製材所から、どこの地域で切りだされたのかの「出荷証明書」の取れる木材を使っています。それが、安全の証拠となります。
そして何よりも、地元の森林を守っていくために、九州産を使いたいのです。現在、隈本コマは、工房のある福岡県八女市産のスギ、ヒノキを使ったおもちゃ作りに力を入れています。

塗料へのこだわり

塗料へのこだわり

赤ちゃんや子どもが触ったり、口に入れても安心なように、隈本コマの木のおもちゃは、仕上げの塗料の安全性にこだわっています。
「リボス」と「オスモカラー」という世界的に安全性の評価が高いドイツの自然塗料メーカーのものを使用。リボス社の塗料は有機・無農薬栽培の植物原料が使われ、有害化学物質を一切含みません。同じく自然の植物油で作られるオスモカラーも有害物質が一切入っておらず、口の中に入っても大丈夫な塗料です。「リボス」と「オスモカラー」のいずれも、木の呼吸を妨げず、木目を実に美しく仕上げてくれます。
また、隈本コマでは今、殺菌効果があるヒノキなどを使い、無塗装のおもちゃ作りにも力を入れています。

丸みと手触りへのこだわり

丸みと手触りへのこだわり

隈本コマのつくる木のおもちゃは、丸みを帯びた形状をしています。
一般的に角ばっている積み木でさえ、丸みがあります。
優しい印象を抱かせるおもちゃでありたいと思い、あえてこだわっているのです。
赤ちゃんが初めて触れるのは、お母さんの肌だと言います。
隈本コマは、お母さんの肌の次に触れるのが、われわれがつくる木のおもちゃであってほしいと思っています。赤ちゃんが手にとって、心地よいおもちゃであるために。隈本コマの職人は、手作業で木を研磨し、何度も何度も手触りを確認します。
機械で大量生産される時代だからこそ、私たち隈本コマは、手での研磨にこだわって、優しさを追求していきたいと考えています。